750ccクラスのオートバイは、大型バイクの入門にも、ベテランライダーのメイン機にも最適な排気量帯です。中型とは一線を画すパワーとトルクを持ちながら、リッターバイクのような扱いにくさがない、まさに「ちょうどいい」クラスと言えるでしょう。
1. ホンダ CBR650R

価格帯: 110万円〜120万円
ホンダのスーパースポーツラインナップの中核を担うモデル。CBR1000RRの技術をベースに、より扱いやすくチューニングされた直列4気筒エンジンを搭載。街乗りからサーキットまで幅広く楽しめる万能性が魅力です。
おすすめポイント:
- 高回転型エンジンによるスムーズな加速
- 電子制御システムが充実(トラクションコントロール、ABS等)
- サーキット走行にも対応できる本格的なスポーツ性能
2. ヤマハ MT-07

価格帯: 85万円〜95万円
ヤマハの人気ネイキッドバイク。軽量な車体に高出力の並列2気筒エンジンを搭載し、優れたパワーウェイトレシオを実現。価格も手頃で、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
おすすめポイント:
- 軽量でコンパクトな車体による優れた取り回し
- 豊富なトルクによる街乗りでの扱いやすさ
- カスタムパーツが豊富で個性を出しやすい
3. スズキ SV650

価格帯: 80万円〜90万円
Vツインエンジンの魅力を存分に味わえるネイキッドバイク。独特の鼓動感とトルクフルな特性により、ツーリングでも楽しめる一台です。価格も抑えめで、コストパフォーマンスに優れています。
おすすめポイント:
- Vツインエンジンの特徴的な鼓動感
- 低中速域での扱いやすさ
- シンプルな構造による維持費の安さ
4. カワサキ Ninja ZX-6R

価格帯: 140万円〜160万円
カワサキのミドルクラススーパースポーツの代表格。レースで培った技術を市販車にフィードバックした本格的なスポーツバイクです。サーキット走行を重視するライダーには特におすすめです。
おすすめポイント:
- レース譲りの高性能エンジン
- 精密な車体バランス
- 豊富な電子制御デバイス
5. ホンダ レブル500

価格帯: 95万円〜110万円
アメリカンクルーザースタイルでありながら、現代的な装備と性能を持つモデル。ローダウンされたシート高により、幅広い体格のライダーが楽しめます。カスタムベースとしても人気が高い一台です。
おすすめポイント:
- 低いシート高による優れた足つき性
- クルーザースタイルでありながら軽量
- 豊富なカスタムパーツとアクセサリー
選び方のポイント
用途で選ぶ
- ツーリング重視: MT-07、SV650、レブル500
- スポーツ走行重視: CBR650R、Ninja ZX-6R
- 街乗り重視: MT-07、SV650
予算で選ぶ
- 80万円台: SV650
- 90万円台: MT-07、レブル500
- 140万円以上: CBR650R、Ninja ZX-6R
車体特性で選ぶ
- 軽量・コンパクト: MT-07
- ローダウン: レブル500
- 高性能: CBR650R、Ninja ZX-6R
750ccクラスは各メーカーが力を入れているカテゴリーで、どのモデルも高い完成度を誇ります。自分の用途や好みに合わせて、最適な一台を見つけてください。試乗できる機会があれば、実際に乗り比べてみることをおすすめします。
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